時をかける少女
記念すべき細田守監督初作品。
実写映画などでも映画化されているので、どんな作品かは分かっていましたが、初作品ということで観てみました。
原作から20年後の設定ということを映画観てから知りました。
ある時、タイムトラベルの力を持つことになった真琴。
真琴がタイムトラベルしたことで変わってしまった未来があったり、そういったところが丁寧に書かれていると思います。
細田監督の絵のタッチ、好きだなと思いました。
観ていない方は、是非観てみてください。
サマーウォーズ
上映時に一度観ていて、凄く良い作品だと思っていましたが、内容はほとんど忘れていました。
もう一度観て思うことは、とっても良い作品だなと改めて思いました。
夏と言えば、サマーウォーズとトトロだなと個人的には思います。
夏希先輩、可愛いなぁ。
篠原家は、いろんな個性の人がいて面白いです。
特におばあちゃんは、とっても凄くて、時には怖いけど良いキャラだと思いました。
2009年の作品ですが、全然古さを感じないですし、逆にこれからありそうな世界でもあると思いました。
インターネットやシステムに頼りすぎな世の中は、いつかハッキングされたり、大きなトラブルを巻き起こしかねないと思いました。
いたちごっこの世界だと思いますが、より良い世の中でいてほしいという願いと夏は田舎が良いななんて思えた作品でした。
おおかみ子どもの雨と雪
この作品もサマーウォーズと一緒で夏に観たい作品だと思いました。
ひょんなところからおおかみ男に出逢い、結婚した花。
いろいろな困難に立ち向かい、雨と雪を一人で育てる花。
おおかみ子どもである雨と雪は、感情のコントロールができなくなるとおおかみになってしまう。
人前でおおかみになることを禁止されていたが、ある時おおかみになって人を傷つけてしまう。
子どもの成長や切なさなどいろいろなことが描かれていて、テーマである親子を描いている。
ハッピーな気持ちになるわけではないけど、花の頑張りや雨と雪の成長を見守る気持ちで見入ってしまう作品だと思います。
観ていない方は、是非観てみてください。
バケモノの子
作品自体、ずっとバケモノの世界が描かれるのかと思っていたけどそうではなかった。
人間の世界と時に行き来したり、ある少女との出逢いだったりで成長していく九太(蓮)
小さな子どもの時に親が亡くなり、生活環境が変わったり、親戚に面倒を見てもらうことになると子ども心にすべてが終わった気持ちになると思う。
そんな中でバケモノである熊徹に会う。
不器用である熊徹はなぜか九太を弟子に取る。
熊徹であったり、九太であったり、いろいろな人物の成長が見れる作品です。
人間の世界に戻ってきて出会う少女とのやり取りの部分は個人的にはいらなかったかなと思います。
今までの細田作品とまた違う作品ですが、男の不器用さというか成長も観れるので楽しめると思います。
宜しければ、是非観てみてください。
未来のミライ
今までの作品とはまた一味違いますが、細田監督らしいテーマを散りばめた作品だと思います。
親子、兄妹の繋がり、妹ができたときの兄の気持ちは、きっとなった人しか分からないと思う。
私自身は弟なので、知る由もないですが、そういった子どもの葛藤も描かれていたり、お父さん、お母さんになって良いお父さん、お母さんって何だろうって考えることだったり。
うまくいくことばかりじゃないけど、最悪じゃなければそれでいい。
いろんな経験を通して、少しずつ成長していくくんちゃん。
時に感情移入しながら観てました。
楽しめましたが、くんちゃんの声優はもっと子どもっぽい声を出せる人にやってもらった方が良かったのではないかと思います。
途中まで気になり、作品に集中できなかったので。
竜とそばかすの姫
未視聴